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短 歌
異な真の世 暁を見ゆ
遥かなる 遠い泉も 水筒の中
暗きなる 時の大空
きえてゆく 夕焼けの色 色紙にうつす
目をつぶる 静かな世界
傷ついた ものをなで癒ゆ やわいな光
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2001年度3月(=2002年3月)当時の高校専攻科の卒業文集に載せた自作詩です。短歌3首1セットした「時」の短歌。
挿絵は時代が変わると古くなってしまうので廃止しました。
第1「いなまのよ あかつきをみゆ はるかなる とおいいずみも すいとうのなか」
第2「くらきなる ときのおおぞら きえてゆく ゆうやけのいろ しきしにうつす」
第3「めをつぶる しずかなせかい きずついた ものをなでいゆ やわいなひかり」
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